静岡自鰻

静岡自鰻シリーズの商品

  • 静岡自鰻
  • えびす鰻
  • 静生旅鰻(PB)

本プロジェクトの概要

平成27年のシラス鰻漁は、好スタートで始まり期待をされましたが最終的な池入れ量は予定数にとどかず約18tほどで幕を下ろしました。
平成26年の豊漁?と言われたシラス鰻が成鰻になり沢山の鰻加工品が販売店に並ぶと期待していたのですが、池入れのた池入れのタイミングが早く小さいサイズでの池上げが行われ例年と変わらず鰻不足の雰囲気が漂っています。ワンランク上の商品を・・とはじまった本プロジェクトも、予想以上の反響を頂き平成27年夏期の販売分は、ほぼ完売状態です。我々の志を御理解頂いて御取引先様に感謝の気持ちでいっぱいです。
来期に向けより良い商品造りは勿論、資源保護等の社会貢献を考えながらチーム一丸となって活動したいと思っております。

養殖から販売の流れ

担当企業からシラス鰻の手配
指定飼料の供給
養殖場の適切な環境下で育成
専任加工場にて加工
資源保護の為一部うなぎを放流
専任企業からお取引様への販売

3つのこだわり

養殖へのこだわり

静岡県焼津市では、その昔鰻の養殖に生餌(青魚等)を与え良質な鰻を生産しておりました。現在では、養殖技術も進化し養殖コストを抑えるために配合飼料を使用しております。しかし近年、魚粉の高騰で品質の低下がささやかれ養殖における増肉率も低下していると言われております。
本プロジェクトでは、それを補うことと昔の良質な鰻を少しでも再現できるように配合飼料と生餌をブレンドした餌を与える手法をとります。平成26年に養殖した鰻(約20t)にも約10%~30%の生餌をブレンドすることで味わい深い成鰻が育ちました。また、養殖担当者も24時間体制で監視できるように養殖場に住み込み些細な変化にも対応できる体制になっております。

養殖池内
池上げプール
養鰻場の様子

加工へのこだわり

加工に使用する蒲焼のたれは、食品添加物を使用せずに旨みを引き出せるよう「再仕込み醤油」と「本みりん」をベースに妥協のない本格的なたれを使用します。製造に関しても静岡加工特有の強い焼きで仕上げた静岡仕立てになっております。

(株)カネヨシ水産加工場

販売へのこだわり

指定養殖場で養殖された鰻を使用しますので数量に限りが有ります。本プロジェクトの”こだわり”を理解して頂ける販売店様で販売して頂けるのが我々グループの希望です。静岡県産の加工品は、元々数量が減少しており産地イメージだけで中身の無い商品が存在するのが現実ではないでしょうか
本来、こだわればこだわる程に費用がかさむところを各企業が得意分野で力を発揮することでコスト的な問題を解消し一般的な価格で販売できる努力もしております。

販売促進用トップシール
(バルク商品用)

「静岡自鰻」「えびす鰻」に採用したデザインを元に量販店様向けにトップシールを作成しました。
『本場静岡の鰻をお届けします。』をサブタイトルにしていますので御客様にも”こだわり”を理解していただけるのではないかと思います。

サイズ縦:73mm 横:40mm
仕様ミラーコート
タレ表示「静岡自鰻」「えびす鰻」専用タレ表示

環境への取組み

絶滅危惧種:資源保護の努力

本プロジェクトでは、資源保護を目的に遡上するであろう地元採捕地への放流を行っております。
また、地元の鰻関係社を中心に「静鰻会」を発足しました。
主旨は、一尾でも多くのうなぎを放流でき資源保護への関心が高まればと思い勇士による会を目指しております。
何卒、皆様の御理解と御協力をお願い致します。

過去の活動の様子

「第一回焼津港うなぎ放流」開催

日時

平成27年6月27日(土)

場所

焼津市深層水ミュージアム

スケジュール

9:00 … 集合
9:30 … 勉強会
(うなぎについて・深層水について)
10:40 … 放流
11:30 … 会場清掃
12:00 … 解散